ネガティブ感漂う人生半ば
結婚も諦めかけていた40歳代、貧乏暇なしで仕事に追われる日々。余暇の過ごし方の下手さ加減といえばメダル獲得級、お酒も下戸で嗜めず、躍動するような刺激的なこともなく、外食も昼食は除いて、ほとんどしない引き籠りスタイル。現在の不健全な生活スタイルに変化を求める為、過去を回想すると、子供の頃は運動神経もわりと良い方で、球技は全般的に上手な方だったり、中学生の時は陸上部ではありませんが、大会出てみると100m走を11秒9だったりと案外と速かったなぁと、過去の賞状など見て思い出にふけっていると、何かに挑戦してみようと意欲が芽生えるようになりました。
下手な余暇生活を変えるきっかけ
19歳の頃には、カーコンポ、車内装飾やエクステリアのドレスアップなど、自身で費用を節約しながら素人なりに工夫し加工&取付など時間を忘れて熱中して過ごしたり、定期的に雑誌を購入しては新車情報などチェックしていたものですが、20歳代中頃からは仕事も多忙になったりと、いつの間にか車への好奇心も失い、便利性を優先して荷物の積載能力に優れた日本車ミニバンが私の愛車でしたが、40歳代になり、何か生活に変化を求めようと、車が大好きだった頃を思い出し、車でも買おうかと、どうせ購入するなら憧れだった「外車」でも奮発して購入しようかと思ったことが、独り身の中年人生に色が付き始めました。
大奮発してBMW M5を購入
43歳の挑戦
フェラーリ、カウンタックは無理だけど、BMWかポルシェには乗ってみたいと思い、第一希望だったポルシェ販売店に行ってみると、新車は納車まで1年待ちと・・・スタッフさんにサラリと云われ、意気消沈。同時にオプション装着した見積もり額を拝見して撃沈でした。ガッカリしながら車で移動していると、BMWの販売店が目に入り、5シリーズの試乗でも出来たらいいなと思いながら入店すると そこには雑誌で見た、「Mの称号をもつBMW”M5”」 V10エンジン搭載モデルが展示されていた。インテリアは豪華で全体的に真っ白に見える薄いグレー色、私の自家用ミニバンとはかけ離れ過ぎていて感動し、先ほどのポルシェの見積もり額で外車価格に慣れてしまったのか、とてつもなく高額でしたが、「ポルシェの半額?」と思ってしまい。ポルシェのようにオプションのオンパレードでもなく、値引額も百万単位、頭が混乱したのか、何故か安く感じてしまい、節約生活数十年の私にとっては心臓の鼓動がおかしくなる位の初めての高額な買い物を、衝動買い・・・購入してしまった。これで私もBMWの駆け抜ける喜びを味わえるのだろうかと・・・
活動的になった私生活
分不相応なBMWのM5を購入後、ドライブに慣れてきた頃、購入先の営業マンから新車紹介とのお誘いがあり訪問すると試乗会が開催されており、スポーツカーへの乗り換え機会になりました。BMW”M3”の購入を機会にパワー溢れる車の性能を試したくて、44歳の時に、初めて「サーキットライセンス取得」。スポーツ走行に夢中になり、ブレーキの強化からマフラー交換など多種の改造をしながら自己タイムの向上を目指すと、スピ―ドメータが指す250kmからに急制動とコーナーでのタイヤが押し潰れるような感覚と横Gは初めての体験で、心が躍るような経験ができました。同時期に運動目的で目標をもった外出機会を作ろうと、空のスポーツか海のスポーツかを悩んだ末、年齢の事も考え、旅行の際にも気軽に楽しめるかと45歳の時に「スキューバダイビング」の資格と「水上バイク」の免許を取得、同時に「タバコも禁煙」に挑戦しました。趣味に没頭し始めると、体力が衰えてる事に気づき、週2日の「スポーツジム」通いも開始、46歳になり学生時代に叶わなかった大型バイクにも挑戦したくなり、「普通二輪と大型二輪車免許」取得、人生半ば、国家資格が何もない自分が少し不安になり、不動産の取引の経験ゼロでしたが、普段の生活知識にも役立ちそうな「宅地建物取引士」への挑戦など、人生半ばから、余暇の時間の使い方が実践できるようになりましたが、空のスポーツは少しでも年齢が若い時に経験するべきだったと55歳で後悔している自分です・・・。
BMW M3 サーキット走行
44歳の挑戦
BMWのM3に乗り換えてから、箱根などの山道を中心にドライブを楽しんでいましたが、ドライブしていても何か釈然としない悶々としたドライブ日和を過ごしておりました。若い頃のように、ホイールやマフラー交換など車イジリでもしてみようかと思っていると、点検でBMW購入先を訪問してる時に、偶々、チューニングショップが新しくOPENしたとの事でご紹介してもらいました。訪問してみるとフレンドリーなスタッフに薦められて足回りをなどを改造してみることに、高額な出費で当日は後悔しましたが、後日、せっかくだから山道ドライブしてみようと箱根に出向きました。そうすると制限時速内での走行でも、コーナの度にタイヤが押し潰れたような、地面と貼りついたような感覚を体験することが出来て、とても楽しいドライブ時間に変わりました。何回往復しただろうか・・・そんな走りを休日の度に楽しんでいると、今度は欲が出てきて、せっかく高出力の車に乗っているのだから、パワーが発揮できる環境で走ってみたいなと考えながら日々を過ごしていると、改造でお世話になっているチューニングショップでサーキットを走りたい方へのサポートを開始しますとのアナウンス。怖いかなと思いながらも、「プロの現役ドライバーが指導」してくれるとの事だったので、「44歳で初挑戦」の富士スピードウェイのサーキットコースでのスポーツ走行をすることに挑戦してみました。
スキューバダイビング挑戦
45歳の挑戦
40歳半ばでも、国内を含め海外旅行などの経験も乏しく、友人を旅行に誘っても、皆、結婚して自由にならないとのことで断れる始末。観光旅行に一人で行ってもなぁと行動に移せない私でしたが、目的がある旅行なら一人で行動できるかもと、空のスポーツか海のスポーツを悩みましたが、気軽に始められる海のスポーツ「スキューバダイビング」でもしてみようと考え「45歳での初挑戦」が始まりました。チャレンジしてみると、準備など、とても大変だけど、海中での無重力的な浮遊体験にはまり、一人での海外旅行も楽しく過ごせるようになりました。
特殊小型船舶資格取得
45歳の挑戦
スキューバダイビングで海外に滞在時に、ダイビングでご一緒した方が、水上バイクを楽しんでる話を聞き、滞在先で試乗(滞在先では免許不必要)させて頂くことがキッカケで、日本国内でも乗ってみたいなと思い、調べると日本国内では免許が必要とのことを知り挑戦してみました。
大型二輪免許 夢のハーレー
46歳の挑戦
17歳の頃に50ccのバイクを卒業後、オートバイとは縁のまったくない生活を過ごしていましたが、富士山近郊へドライブ中に高速道路を数十台で走っているハーレーダビッドソン一同の方達を横目に、私も乗ってみたいと思い、中型二輪免許から大型二輪免許を連続して「46歳の初挑戦」にて取得してみました。免許証発行日に真っ先に向かった先が初体験のハーレーダビッドソンの販売店への訪問。店内には販売店独自のオリジナル改造車もあり2日後には契約してしまいました。
宅地建物取引士に独学挑戦
50歳の挑戦
40歳代後半になり、結婚もして、独身時代には感じなかった、扶養の責任感が芽生え、今後、高齢化していく自身を思うと、将来の収入や健康などを含め、様々な不安要因が現実味を帯びてきている事を実感。少しでも収入確保の道をつくっておきたく、不安解消にと国家資格の中でも独学で学びやすい、生活知識にも役立ちそうな、宅地建物取引士に挑戦することを決意しました。日々、20分~2時間位の学習をして、いざ試験会場へ、試験が開始されて、すぐに教室に時計が無い事に気づき、試験開始直後にパニック状態でした。試験の時間が見えず、焦るばかり、一問解くのに何回も問題を読み直しする自身の低い読解力レベルを実感しながらの初めての挑戦は1点不足で撃沈でした。冷静に問題を見なおせば、答えが分かっていた問もあり、悔しさでいっぱいでした。空白感漂う時間を数カ月間経過した頃、再度チャレンジ精神が芽生え始め、2回目の挑戦でなんとか合格することができた、私の学習法などご紹介します。
人生半ばからの趣味/資格
プロフィール
人生折り返し地点の独り身40歳半ば、代わり映えしない生活から刺激を求めて「趣味」や「資格取得」など奮起してみたら、忘れかけていた躍動感や達成感も心に芽生え、積極性が高まると、27歳も年下の女性との「青天の霹靂的」な結婚、52歳間近で「初子誕生」と、波乱万丈で多忙な日々を過ごしながら綴るブログです。